「「WCH-100XP」盗聴・盗撮発見器」〜「盗撮器発見器」

「WCH-100XP」盗聴・盗撮発見器

更新日: 2009/5/31

 音声の盗聴を発見する機械はこれまでに多種の商品が販売されてきましたが、実際に無線のカメラで撮影された盗撮映像を動画(映像)として発見できる機械として、この「WCH-100XP」が初めて登場しました。900MHz帯、1200MHz帯、2400MHz帯の周波数を利用しているワイヤレスのカメラをオートスキャン機能によって簡単に受信し、搭載されている液晶モニターに映し出します。市販されている盗撮に使われる無線カメラはほぼこの周波数帯域が使われているため、あらゆる無線盗撮カメラに対応していると言っても過言ではありません。

盗聴器・盗撮器発見機「WCH-100XP」

 左側のアンテナが900MHz帯、1200MHz帯、右側が2400MHz帯に対応しております。本体の電源を入れると自動でスキャン機能が開始され、何らかの電波を拾うとその周波数帯で一時停止し、受信状態となります。その後、サイドにあるプッシュサムホイールによって周波数の微調整を行います。メインのディスプレイとは別に、液晶表示によるわかりやすいキャラクタディスプレイが搭載しており、この液晶画面で、微調整を行っている周波数帯を確認できます。

盗聴器・盗撮器発見機「WCH-100XP」

 実際に店に設置されている2.4GHz(2400MHz)のワイヤレスカメラを受信している映像です。カメラの映像が100XP本体の液晶に映し出されているのがわかります。

 電化製品が苦手という方にも簡単に使いこなせる最良の無線式カメラ発見器と言えるでしょう。現在は生産終了しており、後継機種の「WCH-200X」が登場しております。

仕  様
サイズ73(76)×122(132)×35(37)mm
アンテナL:直径φ12x57mm
アンテナH:直径φ12x82mm
重量332g(アルカリ電池含む) アンテナL:8g アンテナH:8g
電源・電池寿命単三電池x4本または付属ACアダプター・3時間(アルカリ電池)
受信周波数900〜2,520MHz
(連続ではなくISM(Industry Medical Science)バンドをメインとしたビデオトランスミッター使用周波数をカバーする)
スキャンスピード 6秒(感度設定H時)、約3.5秒(感度設定MH/M/ML/L時)
製品構成本体・アンテナL・アンテナH・ミニプラグ-RCAジャック変換アダプター・ACアダプター・専用ソフトケース